ベビーマッサージ編



日本の友達から「インドではベビーマッサージをどこの家庭でもするそうだけど、とても体に良いそうだね」とよく言われていましたが、私にはどんなものかよくわかりませんでした。

カルカッタで、2歳の子供がいる親戚が「毎日オイルマッサージをするから、見て覚えるといいよ」と言ってくれたのですが、その次の日からその子が熱を出してしまい、結局見ることはできませんでした。
バンガロールに戻ってからもずっと気になっていたのですが、マッサージについて聞ける親戚も、小さい子供がいる友人もなく日々が過ぎていきました。そんなある日、近所に住む日本人のHさんからベビーマッサージをやってくれるアユ―ルヴェーダドクターの話を聞きました。とても良い先生だということで早速予約をお願いし行ってきました。

りおりおは初めての場所(中は暗かったし)ということもあり緊張した面持ち。いざマッサージが始まると、顔を真っ赤にして 息が止まりそうなくらいの大声で泣き始めました。ドクターと奥さんは笑いながら「どの赤ちゃんも泣きますよ」と言ってくれましたが、それにしても泣きすぎ。

インドでは普通生まれてから15日後からマッサージを始めるそうで、その頃の赤ちゃんはまだ自分で暴れたりできないので泣かれても扱うのが楽だそうです。そうやってマッサージに慣れてしまうので、りおりおくらいの月齢時にはもう暴れたりしないとか。大抵おばあちゃんが家の仕事を片付けた後、午前11時頃から始めるそうです。お母さんはおばあちゃんのするマッサージを見てやり方を覚え、そううやって代々受け継がれていくとのことでした。大家族ならではの風習だなと思いました。

マッサージの順番は、
@ 頭(ぺこぺこしている部分(大泉門)からオイルをぬり始めました) 
頭と体とは別のオイルを使いました。
A 顔
B 体全体(手足も丁寧にマッサージ)
C 背中
D チクピーフラワー(ベスン=ひよこ豆の粉、黄色っぽい)で頭、体を洗い、お湯で流す。
E 体を拭く
F 煙をたいて体にかける
G 大泉門にターメリックパウダーをぬる。

見てるほうは、気持良さそうだなと思うのですが本人は
号泣してます。 太鼓やぬいぐるみであやしてくれるのですが、全然効き目なしです。
ときどき、私や風船くんの顔を恨めしそうに見ていました。
マッサージが終わって体にお湯をかけてもらっています。
いつもはシャンプーハットを使ってるので、いきなり顔や頭にお湯をかけられ、ビックリしてまた大泣きです。
私が抱っこしてもそう簡単には泣き止みません。
この写真は頭、体に煙をたいてもらっているところです。
これで風邪をひかない、健康な子供になるそうです。

早速ドクターからオイルを買い、翌日からお風呂の前にマッサージを始めました。風船くんのひざに座らせ、私がマッサージすると気持良さそうにしています。マッサージを習うつもりで行ったものの、りおりおの号泣に焦ってしまいやり方などちゃんと覚えていないのですが、ただちょっとマッサージしてあげるだけでも体に良さそうな感じがしました。日本でも赤ちゃんとのタッチケアが盛んになっているようですが、触れ合うことが大事なのかもしれませんね。

         

(2002年2月)

 

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