鳥救出作戦


夕方いつものようにりおりおを連れてベランダに出て、烏を見ていた
風船くんに、「ちょっと来て見て、早く早く」と呼ばれました。

外に出ると、鷹、烏、鳩の大群。こんなの初めてだったのでビックリしていると、
風船くんがうちの前の空き地を指して「奥に鷹がいるのが見えるでしょ?怪我し
てるみたいなんだ。それで鳥達が集まって来たんだよ。近づいてくる犬を威嚇し
ているのかもしれない」と言うので見ると、遠くのほうに鳥が一羽がうずくまって
いるのが見えました。鳥達の行動にも本当にびっくりしました。風船くんは「動物は、
人間よりずっと偉いんだよね。」と言っていましたが、烏もかたまってジーッと
怪我した鷹を見て、まるで会議しているようだし、犬が近づくと鳥の大群が
低空飛行をしたりして、本当に信じられないような、なんだか感動する光景でした。

でも見てるだけでは仕方ないと、下の階に住む愛犬家のKちゃんに、動物を
保護するところの電話番号か、動物病院の住所を聞きに行きました。
事情を説明すると、すぐ「保護団体に電話しても、助けに来るまで時間がかかる。
まずは保護しなくちゃ」と早速レスキューに行きました。さすがKちゃん。

そして風船くんの運転でCUPAへ。私はりおりおもいるので留守番です。
CUPAは家からは約8km。迷いに迷ってたどりついたのに、そこでは手当て
できないと言われ、22Kmも離れたところにあるPFA(People for Animals)という
NGO団体のところに行き、手当てしてもらったそうです。
風船くんの話によると、ここでは多くの人が猿を捨てるんだとか。ペット
として飼うんだそうですが、小さい時はかわいい猿も大きくなると扱いにくくなり、
道端に捨てていくんだそうです。ひどい話です。
でも、ずっと家で飼われた猿は自分で餌を探すことができず、PFAに引き取られ、
手当てを受けたあとも野性に返ることはできないのだそうです。
PFAが現在抱えている問題は、こういった猿を飼うための土地の確保だそうで、
近々広い土地を買う計画があるそうです。


ちなみにその鳥は、鷹ではなくて鳶でした。何かのショックで飛べなくなってし
まったそうですが、PFAの手当てのもと仲間の群れに返るでしょう。
いろいろ考えさせられた1日でした。
						(2002年3月)
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