デジカメ盗難記



少し前の話になりますが、引越し時(同じアパートの5階から4階の部屋)にデジカメを盗まれてしまいました。
ちょうど義母&おば、義弟が滞在中で人手はあったものの、メイドや工事業者(ペインター)などが出入り
していたため、貴重品にはみんなで気をつけていたのに、です。
なくなったことに気づいたのは、引越しのバタバタが落ち着いた4日後でした。
デジカメが見当たらないと思っていたものの私と風船くんはお互いに相手がどこかに
しまったものと思っていました。
ところが家族5人で家中探してもないことが判明。引越し後、洋服を入れたチェストに
かくしていたことは確実なので、その近くにいた業者のアシスタントが怪しいということになりました
(この時点でほぼ確信していました)。

このデジカメは結婚のお祝いにとに父が買ってくれた大事なもの。私も風船くんも
かなりブルーになり口もきけないほどでしたが、落ち込んでばかりいても何も解決
しません。犯人がわかっているだけに、早速風船くんは行動に出ました。
ペインターに電話をかけ「うちからカメラがなくなったんだけど、もし君のところの
アシスタントか誰かが知っていて、見つけたら礼金をあげるんだけど。。。」と
切り出しました。
私にとって見れば、なんで盗んだ相手に「礼金」あげるんだ?と思いますが、
これが一番いい方法なんだそうです。すごい。
でも、自分が盗んだことを証明するような行動に出るわけないよと思っていたら
翌日ペインターから電話があり「アシスタントが100ルピーで友達に売ってしまった」とのこと。
なんと、そのペインターは、アシスタントをバー(居酒屋)に連れて行き、散々飲ませて口を
割らせたそうです。
それにしても、100ルピー(約250円)って。。。確かにデジカメはPCがないとどうしようもないし、
説明も日本語だし、役に立たないかもしれないけれど。

風船くんは「わかった、礼金500ルピー出すから、取り返すように」と冷静に言って
1週間後、デジカメは無事私たちのもとに戻ってきたのでした。
インドでの交渉事はどんなに理不尽なものであっても風船くんの言うとおりにして間違い
はない、と今までの経験でわかってはいましたが、今回のことではなんだかどっと
疲れてしまいました。

このデジカメは、取り返した後すぐ壊れてしまい(原因不明)、今では使い物に
なりませんが、たとえ壊れていたとしても私たちにとっては大切なもの。
うちは人の出入りが多いので、今後貴重品管理にはもっと気をつけなくてはと改めて
思った出来事でした。

						(2002年6月)
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